プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/17 07:04  | 豪ドル/円 |  コメント(0)

豪ドル/円1217


=======================================
80円台前半を試すも引けにかけては買い戻される
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のAUDは81円台前半で寄り付き(高値81.31円)、東京時間は売られて下値を試す展開となりました。東京時間の午後にその日の安値80.21円をつけた後は、ロンドン時間からNY時間にかけて神経質な値動きながらも買い戻される展開となり、NYの引け前には81円手前まで値を上げて、現在も同水準で取引されています。

2.チャート分析

テクニカル分析: 
長期の指標は雲の上限に位置しています(長期的には中立と強気に境目)。 中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が80.39円にあって、昨日は相場を下支えしました(目先的には強気)。 価格的には、引き続き三角保ち合いの中での取引が続きています(上図をご参照ください)。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図の赤の線のように考えています。11月末の76.60円から始まった現在のサイクルは先週の83円近辺でサイクルの高値をつけて、今後は12月末から1月上旬にかけて下値模索しそうです。ですが、時間の経過とともに青の線の可能性も出てきています。

ボラティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは低下傾向にあります。 一方で60日間のボラティリティは横這いから緩やかに低下し始めています。このことは、これまでの値段のブレの大きい状態から収束し、レンジ(82円―80円)を形成し、次の展開待ちの状態を窺わせています。

今日の方針

81.20円の買い継続。80円を切ってくるようであれば損切りします。

方針1:利益確定の目標は、81.70円です。 第2目標は、82円台前半です。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。