2009/12/17 07:02 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1217
1.45ドル台を乱高下
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デイリー チャート
昨日のEURは1.45ドル台前半ばで寄り付き、東京時間は同水準で揉み合いました。ロンドン時間は買われて1.45ドル台後半まで買われましたが、NYの寄り付きに再び1.45ドル台前半まで売られました。その後は急回復し、日付の替わる頃にその日の高値1.4589ドルをつけましたが、引けにかけては逆に1.45ドル近辺まで大きく売られ(安値、1.4504ドル)、現在は1.45ドル台前半で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標は弱気に転換してきています。目先の強弱を判断する線は1.4823ドルにあって上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には心理的な節目である1.45ドルで、値動きの荒い展開になっています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図のように考えています。これは11月下旬から始まったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば、年末から来年初に向けてユーロはドルに対して売られることになります。
ボラティリティ分析:
今週に入って、20日間のボラティリティは緩やかな低下傾向にあります。 一方で、60日間のボラティリティは10%近辺で横這っています。 このことは、短いボラティリティ(値ブレ)は縮小傾向ながらも、現在のトレンドが継続することを示唆しています。
3.今日の方針
基本姿勢は戻り売りです。
方針1:戻り売りの目標は、1.4670ドルです。 1.48ドルを越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:新安値1.45ドルを切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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