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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/16 06:20  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル1216


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1.45ドル近辺まで急落
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のEURは1.46ドル台前半ばで寄り付き(高値1.4662ドル)、東京時間は1.46ドル台半ばで揉み合いました。 しかし、ロンドンの寄り付き直後から1.45ドル台後半まで急落し、その後もNY時間にかけても下値を模索する展開となりました。日付の替わった後にその日の安値1.4502ドルをつけましたが、引けにかけては若干買い戻されて、現在は1.45ドル台前半の取引となっています。

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標は弱気に転換してきています。目先の強弱を判断する線は1.4864ドルにあって上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には前回安値を更新してきていますが、心理的な節目である1.45ドルで、一旦は下支えられた形になっています。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図のように考えています。これは11月下旬から始まったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば、年末から来年初に向けてユーロはドルに対して売られることになります。

ボラティリティ分析: 
先週は、20日間のボラティリティは急上昇した後、緩やかな上昇に変わってきました。一方で、60日間のボラティリティは引き続き緩やかに上昇しています。 このことは、現在の状況(ユーロ安トレンド)が、今後も継続することを示唆しています。

3.今日の方針

基本姿勢は戻り売りですが、昨日は、新安値を更新してきましたので追撃売りをしました。

方針1:1.4580ドルで追撃の売りをしました。1.4520ドルで利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、1.4670ドルです。 1.48ドルを越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:新安値1.45ドルを切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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