プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/16 06:17  | 豪ドル/ドル |  コメント(0)

豪ドル/米ドル1216


=======================================
一時、0.90ドル台前半まで値を下げる
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き 

昨日のAUDは0.91ドル台後半で寄り付き、東京時間では0.91ドル台前半まで売られた後、揉み合いました。 しかし、ロンドンの寄り付き直後に0.90ドル台後半まで急落し、その後はNY時間にかけて断続的に0.90ドル台前半まで値を下げました。 日付の替わる頃に買い戻される局面もありましたが、引けにかけて再び売られてその日の安値0.9033ドルをつけました。現在は若干買い戻されて0.90ドル台半ばで取引されています。

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の中に位置しています(長期的には中立)。中期の指標は再び中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が0.9175ドルにあって、昨日はまさしくこの水準で上値を押さえ込まれました。 価格的には0.92ドル台が重く、昨日は逆に0.90ドルの下値を試す展開となりました。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。11月末の0.8842ドルに始まった現在のサイクルは、12月上旬の0.93ドル台でサイクルの高値つけ、今後、12月下旬から1月上旬にかけて下値模索しそうです(12月上旬の0.93ドルを越えないことが前提です)。

ボラティリティ分析:  
先週は、20日間のボラティリティは総じて15%近辺で横這いました。 一方で60日間ボラティリティは、緩やかに低下傾向にあります。このことは、これまで比較的高い水準で推移していた値幅が次第に縮小しつつことを意味しています。背景には、それまでの上昇相場から、ここ1カ月の間0.90ドルから0.92ドルを中心とした動きに終始したことが考えられます。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線(0.9175ドル)と0.90ドルの間での相場に終始しそうです。0.90ドル辺りでは押し目買い。 0.92ドル手前では戻り売りの姿勢で臨みます。

方針1:押し目買いの目標は、0.9020ドルです。0.89ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。