2011/01/05 06:17 | 昨日の出来事から | コメント(0)
12月製造業インデックス 1.3ポイント下落
民間のThe Australian Industry Group-PricewaterhouseCoopers が行った12月のAustralian Performance of Manufacturing Indexは、前月比1.3ポイント下落して46.3ポイントとなりました。
100年に一度と言われるほど景気のいい鉱工業部門以外は、最近の豪ドル高と金利高の影響に苦戦している実態が鮮明になってきています。最もダメージを受けた部門は衣料、食料品、家具などの木工製品部門でした。
Australian Industry Group のチーフ エグゼクティブの Heather Ridout 氏は、
(1)鉱業部門の好調さが、豪ドルの水準を引き上げ、政策金利引き上げ期待を助長している。
(2)一方で、ダメージを受けている部門に対しては、今後、経済の部門間不均衡を是正する為にも、国として何らかの政策を議論すべきである。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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