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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/15 06:52  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル1215


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1.46ドル台中心の動き
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のEURは1.46ドル台前半で寄り付き、東京時間では朝方は買われましたが、昼頃にかけて売られてその日の安値1.4603ドルをつけました。しかし午後は一気に買われて上値を試し、ロンドン市場の早い時間帯にその日の高値1.4684ドルまで値を上げました。その後、NY時間にかけては1.46ドル台前半まで値を下げる局面もありましたが、NYの引けにかけては、若干買い戻されて現在は1.46ドル台半ばの取引となっています。

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限に位置しています(長期的に弱気と中立の境目)。中期の指標は弱気に転換してきています。目先の強弱を判断する線は1.4864ドルにあって上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には1.46ドル台で揉み合う形になっており、次の展開待ちの状態です。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図のように考えています。これは11月下旬から始まったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば、年末から来年初に向けてユーロはドルに対して売られることになります。

ボラティリティ分析: 
先週は、20日間のボラティリティは急上昇した後、緩やかな上昇に変わってきました。一方で、60日間のボラティリティは引き続き緩やかに上昇しています。 このことは、現在の状況(ユーロ安トレンド)が、今後も継続することを示唆しています。

3.今日の方針

基本姿勢は戻り売りです。

方針1:1.4680ドルで売りました。 1.4630ドルで利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、1.4680ドルです。 1.48ドルを越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:新安値(1.4580ドル)を更新してくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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