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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/15 06:49  | 豪ドル/ドル |  コメント(0)

豪ドル/米ドル1215


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 0.91ドル台回復
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き 

昨日のAUDは0.91ドル近辺で寄り付き、東京時間は売られて下値を試し、昼頃にその日の安値0.9055ドルをつけました。午後は一気に0.91ドル近辺まで買い戻され、その後、ロンドン時間にかけては同水準で揉み合いました。 NY時間に入ってからは再び買われて上値を試す展開となり、NYの引け前にその日の高値0.9175ドルをつけ、現在は0.91ドル台半ばで取引されています。

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の上限に位置しています(強気中立の境目)。中期の指標は再び中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が0.9175ドルにあって、昨日はまさしくこの水準で上値を押さえ込まれました。 価格的には0.92ドル台は今のところ上値として重いようですが、再び試す展開になりそうです。

サイクル分析:  
30−40日サイクルはこれまでは上図のように考えています。11月末の0.8842ドルに始まった現在のサイクルは、12月上旬の0.93ドル台でサイクルの高値つけ、今後、12月下旬から1月上旬にかけて下値模索しそうです(12月上旬の0.93ドルを越えないことが前提です)。

ボラティリティ分析:  
先週は、20日間のボラティリティは総じて15%近辺で横這いました。 一方で60日間ボラティリティは、緩やかに低下傾向にあります。このことは、これまで比較的高い水準で推移していた値幅が次第に縮小しつつことを意味しています。背景には、それまでの上昇相場から、ここ1カ月の間0.90ドルから0.92ドルを中心とした動きに終始したことが考えられます。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線(0.9175ドル)を試す展開になっており、この水準での攻防を見極めたいと思います。 中立です。

方針1:0.9080ドルの売っていたポジションを同水準で買い戻しました。
方針2:目先の強弱を判断する線を挟んでどう展開するのかを見極めたいと思います。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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