2009/12/15 06:45 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1215
心理的な節目10,000円を試すも引けにかけて買い戻される
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デイリー チャート
昨日の日経平均は、海外市場で小動きだったことを受けて、前日比変わらない水準で寄り付きました(10,126円)。しかし、その後は売り物に押されて下値を試す展開となりました。午後一番にその日の安値10,009円まで値を下げましたが、心理的な節目である10,000円では値ごろ感からの買いが入り、引けにかけては買い戻され、結局、前日引け値と変わらない水準で取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の中に位置しています(長期的には中立です)。 中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が9,640円にあって相場を下支えしています(目先的に強気です)。価格的には、昨日は、心理的な節目である10,000円を試して反発した形になっています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図の赤の線のように考えています。11月下旬の9,000円台で新しいサイクル入りをした現在のサイクルは、12月上旬の10,200円台でこのサイクルの高値をつけて、12月下旬にかけて下値を模索しそうです(前回高値10,200円を越えないことが前提)。一方で、青のサイクルの可能性も出てきています。この考えではこのサイクルの高値はつけていないことになり、10,200円を越えていくシナリオです。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティは32%台と高止まりして横這っています。一方で、60日間のボラティリティも23%台の水準で横這っています。 このことはこれまでの上昇相場が一段落して、次の展開待ちの状態になりつつあることを示唆しています。
3.今日の方針
基本的には、目先の強弱を判断する線を損切り線として押し目買い継続です。
方針1:10,050円の買い継続。9,800円を切ってくるようであれば損切りします。
方針2:利益確定の第1目標は、10,200円です。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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