2009/12/12 14:41 | ユーロ/円 | コメント(0)
ユーロ/円1214
131円台まで買われた後、130円割れまで売られる
=======================================
デイリー チャート
先週末のユーロは130円近辺で寄り付き、東京時間では買われて131円手前まで買われました。ロンドンの寄り付きに一時的に130円台半ばまで値を下げる局面がありましたが、その後はNY時間にかけて再び買われ、日付の替わる前にその日の高値131.63円まで値を上げました。 しかし、その後は急落し、逆にその日の安値129.98円をつけました。引けにかけては若干買い戻されて130円台前半で取引を終えています。
2. マーケット分析
テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標も弱気転換しています。目先の強弱を判断する線が131.14円にあって、週末は一時的にこの線を越えましたが、引け値ベースでは下回っています(目先的に方向感が定まりません)。 価格的には目先の強弱を挟んだ動きが続き、また130円を挟んだ攻防となっており、方向感が定まりません。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 11月下旬の126.85円から始まった現在のサイクルは、先週末の134円台サイクル高値をつけて、今後は12月下旬から1月上旬に来るサイクルボトムに向けて下値模索するのではないかと考えています。
ボティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティは急上昇し、その後週末にかけえて横這い傾向を辿りました。 また60日間のボラティリティもこれに呼応する形で上昇しましたが、週末にかけては伸び悩みました。先週に関しては総じて下降トレンドを形成しましたが、週末には買い戻されて揉み合い状態となっています。今後、ボラティリティも低下傾向を辿りそうです。
3.今日の方針:
戻り売りをしましたが、損切りしました。
方針1:129.80円で売りましたが、131円で損切りしました。
方針2:目先の強弱を判断する線を越えるのか、越えないのか、あるいは、心理的な節目である130円をどうするのかを見極めたいと思います。
追撃ポイント:中立です。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。