2009/12/12 14:25 | 豪ドル/ドル | コメント(0)
豪ドル/米ドル1214
0.92ドル手前まで買われるも引けにかけて売られる
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デイリー チャート
先週末のAUDは0.91ドル台半ばの水準で寄り付き、東京時間は同水準で揉み合いました。 ロンドン時間からNY時間にかけては買われて上値を目指し、NY市場の早い時間帯のその日の高値0.9191ドルをつけました。 しかしその後は急落し、日付の替わった後にその日の安値0.9191ドルまで値を下げました。引けにかけては0.91ドル台前半まで買い戻されてそのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上限に位置しています(強気中立の境目)。中期の指標は再び中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が0.9175ドルにあって、昨日は一時的にこの水準を越えましたが、引け値ベースでは下回っています。 価格的には0.90ドル割れで一旦は買い戻された形になっていますが、引き続き0.92ドル台は上値として重いようです。
サイクル分析:
30−40日サイクルはこれまでは上図のように考えています。11月末の0.8842ドルに始まった現在のサイクルは、12月上旬の0.93ドル台でサイクルの高値つけ、今後、12月下旬から1月上旬にかけて下値模索しそうです(12月上旬の0.93ドルを越えないことが前提です)。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティは総じて15%近辺で横這いました。 一方で60日間ボラティリティは、緩やかに低下傾向にあります。このことは、これまで比較的高い水準で推移していた値幅が次第に縮小しつつことを意味しています。背景には、それまでの上昇相場から、ここ1カ月の間0.90ドルから0.92ドルを中心とした動きに終始したことが考えられます。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線(0.9175ドル)を越えないことを前提に戻り売りです。
方針1:0.9080ドルの売り継続。0.92ドルを越えてくるようであれば損切りします。
方針2:利益確定の目標は、0.9030ドルですが、目先の強弱を判断する線を越えてくるようであれば早めに手仕舞することを検討します。
追撃ポイント:0.90ドルをしっかり切ってくるようであれば、追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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