2009/12/11 06:35 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1211
1.47ドル台を中心とした動き
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デイリー チャート
昨日のEURは1.47ドル台半ばで寄り付き、東京時間では同水準で暫く揉み合いました。午後からロンドン時間にかけては売られて下値を試し、その日の安値1.4682ドルをつけました。 その後、NY時間にかけては逆に買われて上値を試し、日付の替わる頃にその日の高値1.4762ドルまで値を上げました。NYの引けにかけては一時的に1.47ドルを割れる局面もありましたが、現在は1.47ドル前半で取引引きされています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の中に位置しています(長期的に中立です)。中期の指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線は1.4905ドルにあって昨日は上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には1.47ドル割れでは一旦買い戻される展開となっており、今のところ1.47ドルを大きく売られる兆しは見えません。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の赤の線のように考えています。これは11月下旬から始まったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば年末に向けてユーロはドルに対して売られることになります。一方で、青の線のように、まだ前回のサイクルのボトムをつけていないのではないかという考え方があります。いずれにせよ、現時点ではサイクルのベクトルは下向きです。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは横這いっています。一方で、60日間のボラティリティは緩やかに上昇しています。 このことは相場全体の値幅が底上げされて来ていることを意味し、水準自体はそれほど変わらないものの、日中の値幅が大きくなってきています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を損切り線として戻り売り姿勢です。
方針1:1.4770ドルで売りました。1.47ドルで利益確定をしました。
方針2:戻り売りの目標は、1.4780ドルです。 1.49ドルを越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:1.47ドルをしっかり下回ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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