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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/10 06:36  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1210


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128円台まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ」チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは129円台後半で寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました(高値130.47円)。しかし、すぐに売り物に押されて130円台前半で揉み合いました。午後からロンドン時間にかけては急落し、その日の安値128.11円まで値を下げました。その後は買い戻されてNYの寄り付きに130円台を回復する局面もありましたが、NYの引けにかけては再び売り込まれて、現在は129円近辺で取引されています。 

2. マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標も弱気転換しています。目先の強弱を判断する線が131.30円にあって、昨日は上値を押さえこみました(目先的に弱気)。価格的には、心理的な節目である130円で売り買い交錯しましたが、結局、売りが優勢となっています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは11月下旬の126.85円から始まった現在のサイクルは、先週末の134円台サイクル高値をつけて、今後は12月下旬から1月上旬に来るサイクルボトムに向けて下値模索するのではないかという考え方です。

ボティリティ分析: 
今週に入って20日間のボラティリティは、再び急上昇し始めました。また60日間のボラティリティもこれに呼応する形で上昇し始めています。 一方で、価格的には乱高下のなか、変動幅が大きく練ってきており、方向感は定まりません。マーケット内でも相場観が非常に強く対立していることが予想されます。狙いを絞ってマーケットに臨みたいと思います。

3.今日の方針:

基本姿勢を戻り売りに転換します。

方針1:戻り売りの目標は、129.80円です。131円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:128円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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