2009/12/10 06:29 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1210
引けにかけて、1.47ドル割れ
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デイリー チャート
昨日のEURは1.47ドル近辺で寄り付き、東京時間では、1.47ドル台前半まで値を上げた後、揉み合いました。ロンドン時間は買われて上値を試す展開となり、NYの寄り付きにその日の高値1.4783ドルまで値を上げました。 しかしその後は逆に乱高下を伴いながら大きく売られる展開となり、NYの引け前にその日の安値1.4668ドルまで値を下げました。 現在は1.47ドル割れの水準で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の中に位置しています(長期的に中立です)。中期の指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線は1.4884ドルにあって昨日は上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には1.47ドルを切ってきており、10月下旬の安値1.47ドル割れを試す形になっています。この水準を下回ってくると、これまでの買い持ちのポジション整理の売りが出そうです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の赤の線のように考えています。これは11月下旬から始まったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば年末に向けてユーロはドルに対して売られることになります。一方で、青の線のように、まだ前回のサイクルのボトムをつけていないのではないかという考え方があります。いずれにせよ、現時点ではサイクルのベクトルは下向きです。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは横這いっています。一方で、60日間のボラティリティは緩やかに上昇しています。 このことは相場全体の値幅が底上げされて来ていることを意味し、水準自体はそれほど変わらないものの、日中の値幅が大きくなってきています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を損切り線として戻り売り姿勢です。
方針1:1.4780ドルで売りました。1.4680ドルで利益を確定しました。
方針2:戻り入りの目標は、1.4770ドルです。1.49ドルを越えるようであれば損切りします。
追撃ポイント:1.47ドルをしっかり下回ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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