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８８円台まで売られる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日のドルは８９円台半ばで寄り付き（高値８９．４６円）、東京時間では８８円台後半まで売られた後、同水準で揉み合いました。ロンドン時間でも同様の展開が続きましたが、次第に売り物に押されて下値を試す展開となり、日付の替わる頃にその日の安値８８．１６円まで値を下げました。引けにかけては若干買い戻されて、現在は８８円台前半で取引されています。　　　

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標は雲の下限に位置しています（弱気と中立の境目）。中期的な指標は再び弱気に転換してきました。目先の強弱を判断する線が８８．０５円にあって昨日はまさしくこの水準で下支えされています。価格的には、心理的な節目であった９０円を維持できずに８８円台に転落しており、目先的に高値をつけた価格パターンになっています。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは、これまでは上図の赤の線のように考えていましたが、青の線の可能性が出てきました。この考えに従えば、現在のサイクルは先週の９０円台でサイクル高値をつけ、今後は１２月下旬にかけてドルの下値模索をする展開が予想されます（まだ確認はできていません）。

ボラティリティ分析：　
先週は２０日間のボラティリティが急上昇しています。　また、６０日間のボラティリティもこれを追随する形で引き続き上昇し始めることで、ドル／円の値幅は大きくなってきました。　ただ、今回は円高を演じた後の急激なドル高の中で方向感が定まらず、売買のしづらい状態となっています。

３．今日の方針

サイクル高値をつけた可能性が出てきていますので、ここ一両日は、これを確認する時間帯にしたいと思います。

方針１:９０．２０円で買ったポジションを８９円で損切りました。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。