2009/12/09 06:43 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1209
引けにかけて、一時、1.47ドル割れ
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デイリー チャート
昨日のEURは1.48ドル台後半で寄り付き、東京時間では、じり安の展開となりました。ロンドン時間に一時的に1.48ドル割れをした後は、1.49ドル台半ばまで買い戻される局面もありましたが、NY時間にかけては一直線的に大きく売られ、NYの引け前にはその日の安値1.4692ドルまで値を下げました。現在は1.47ドル近辺で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の中に位置しています(長期的に中立です)。中期の指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線は1.4884ドルにあって昨日はこの水準で上値を押さえこまれてしまいました。 価格的には11月上旬につけた安値1.47ドルを試す形になっています。今後、この水準を割り込むと一段と下値を試す展開になりそうです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の赤の線のように考えています。これは11月下旬から始まったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば年末に向けてユーロはドルに対して売られることになります。一方で、青の線のように、まだ前回のサイクルのボトムをつけていないのではないかという考え方があります。いずれにせよ、現時点ではサイクルのベクトルは下向きです。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが週末にかけて急上昇し始めました。60日間のボラティリティもこれに追随する形で緩やかに上昇しています。 これまではユーロが上昇する形でボラティリティが上昇し、週末にかけてはユーロが急落する形で更にボラティリティが上昇しています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を損切り線として戻り売り姿勢です。
方針1:戻り売りの目標は、1.4780ドルです。1.49ドルを越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:1.47ドルをしっかり下回ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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