2009/12/09 06:30 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1209
昨日の日経平均は、海外で小動きだったことと円高で東京に帰ってきたことを受けて安く寄り付きました(寄付安値10,079円)。 寄り付き後は若干買い戻され、その後は狭い範囲で揉み合いました。午後には一時的に売られてその日の安値を試す局面もありましたが、すぐに買い戻されて逆にその日の高値10,149円をつけました。引けにかけては同水準で横這い状態となりそのまま取引を終えています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の下限に位置しています(中立と弱気の境目)。 中期の指標は中立です。目先の強弱を判断する線が9,640円にあって相場を下支えしています(目先的に強気です)。価格的には、引き続き上昇トレンドの中にありますが、10,200円をつけたところで相場に達成感が出ており、次の展開(材料)待ちの状態になっています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。これは、11月下旬の9,000円台でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをし、サイクルの高値を模索する時間帯のようです。サイクル的にも押し目買い支持です。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが急上昇し、その後、週末にかけてはやや低下しました。 一方で、60日間のボラティリティは緩やかに上昇した後、週末にかけては横這いました。 このことは、これまでのトレンド(日経平均の上げ相場)が、ここに来てやや一服感が出てきていることを示唆しています。しかし、大きなトレンドは引き続き継続しそうです。
3.今日の方針
基本的には押し目買い姿勢です。
方針1:押し目買いの目標は、10,050円です。9,800円を切ってくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:10,300円を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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