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９０円台を維持できず
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日のドルは９０円台前半で寄り付きましたが（高値９０．３８円）、東京時間では売り物に押されて８９円台後半まで売られた後、揉み合いました。ロンドン時間でも同様の展開が続きましたが、ＮＹ時間に入って一時的に９０円台に回復する局面もありましたが、ＮＹの引けにかけて大きく売られてその日の安値８９．０３円まで値を下げました。現在は若干買い戻されて８９円台前半の取引となっています。　　　　

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標は雲の下限に位置しています（長期的には弱気と中立の境目）。中期的な指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線が８８．０５円にあって相場を下支えしています（目先的に強気）。　価格的には、心理的な節目であった９０円を維持できずに８９円台に落ちてきており、９０円台定着はやはり難しかったようです。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　現在のサイクルは１１月下旬の８５円割れ（８４．８０円）でサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをし、このサイクルの高値を試す時間帯のようですが、一昨日の９０円台でこのサイクルの高値をつけた可能性が出てきています（まだ、確認はできていません）。

ボラティリティ分析：　
先週は２０日間のボラティリティが急上昇しています。　また、６０日間のボラティリティもこれを追随する形で引き続き上昇し始めることで、ドル／円の値幅は大きくなってきました。　ただ、今回は円高を演じた後の急激なドル高の中で方向感が定まらず、売買のしづらい状態となっています。

３．今日の方針

基本的には、押し目買いです。

方針１:９０．２０円で買いました。８９円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：利益確定の第１目標は、９０．７０円です。
追撃ポイント：９１円をしっかり越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。