2010/12/24 05:49 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、10月の景気先行指標は6カ月連続で失速
一昨日、民間のWestpac Banking Corp. and Melbourne University’s Institute of Applied Economic & Social Researchが行った10月の豪の景気先行指標インデックスは、9月の4.5%から4.1%に低下しました。 このインデックスは、3カ月から9カ月後の景気を占う指標とされ、これで6カ月連続失速しています。
一方で、現在の景気を判断する10月の一致指数は、年率で3.1%となり、9月の3.8%から大幅に下落しています。
Westpac のシニアエコノミストの Matthew Hassan氏は
(1)景気先行指数は、引き続き、平均的な水準を上回っており、2011年前半にかけても景気の拡大が期待できる。
(2)しかし、そのペースは、今年前半に記録した数字に比べて、かなり失速してきている。
(3)以上から、極端に景気が弱くなるのではなく、 以前に言われていたような持続維持不可能な経済成長の速さから、より緩やかな経済成長へシフトしつつあると考えるのがより妥当である。
とコメントしています。
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