2009/12/08 06:47 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1208
1.47ドル台まで売られた後、買い戻される
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デイリー チャート
昨日のEURは1.59ドル台近辺で寄り付き、東京時間では1.49ドルを挟んで揉み合いました。ロンドン時間に入ってからは急落し、その日の安値1.4775ドルをつけました。その後は買い戻されて1.48ドル近辺で横這いましたが、NY時間に入ってからは買い優勢となって上値を試し、引けにかけて1.48ドル台後半まで買われて現在も同水準で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上限近辺に位置しています(長期的には強気と中立の境目)。中期の指標は中立に転換しています。目先の強弱を判断する線は1.4884ドルにあって昨日はこの水準を下回り、今度はこの水準が上値抵抗線になりつつあります(目先的に弱気)。価格的には上値の重い弱気線が示現しており、下値圧力がまだ残っています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の赤の線のように考えています。これは11月下旬から始ったサイクルは、12月上旬の1.51ドル台でこのサイクルの高値をつけたという考え方で、この考えに従えば年末に向けてユーロはドルに対して売られることになります。一方で、青の線のように、まだ前回のサイクルのボトムをつけていないのではないかという考え方があります。いずれにせよ、現時点ではサイクルのベクトルは下向きです。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが週末にかけて急上昇し始めました。60日間のボラティリティもこれに追随する形で緩やかに上昇しています。 これまではユーロが上昇する形でボラティリティが上昇し、週末にかけてはユーロが急落する形で更にボラティリティが上昇しています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を挟んだ動きとなっており、方向が定まりません。
方針1:中立です。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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