2009/12/04 06:46 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1204
昨日のドルは87円台前半で寄り付き(安値86,58円)、東京時間では87円台後半まで買われた後、揉み合いました。ロンドン時間でも同水準で横這いの取引が続きましたが、NY時間に入って更に買われて上値を試し、日付の替わる直前にその日の高値88.49円をつけました。その後は若干売り物に押されて現在は88円台前半で取引されています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標は雲を下回っています(長期的には弱気)。中期的な指標は引き続き弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が88.32円にあって昨日はこれを越えてきました(目先的に強気)。 価格的には、これまで上値の重かった88円台に乗せてくることで上値を追う余地が出てきました。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。 現在のサイクルは11月上旬の89円台から始まり、同じく11月上旬92円でサイクル高値をつけて、11月下旬の85円割れでサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをしたようです(前回安値84.80円を下回らない事が前提)。
ボラティリティ分析:
今週に入っても20日間のボラティリティが上昇し続けています。 また、60日間のボラティリティもこれを追随する形で上昇し始めています。このことは、現在の相場はこれまでの揉み合い状態を脱出し、新しいトレンドを形成しつつあることを示唆していますが、ドル安なのかドル高なのかボラティリティ チャートからは判断できません。
3.今日の方針
売りポジションを損切りしました。
方針1:86.80円の売りポジションを87.80円で損切りしました。
方針2:目先の強弱を判断する線を維持出来るようであれば押し目買いに方向転換します。
追撃ポイント:目先の強弱を判断する線(88.30円)をしっかり越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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