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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/03 06:39  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1203


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132円をつけた後、売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは130円台後半で寄り付き(安値130.60円)、東京時間では131円台まで買われて揉み合いました。 ロンドン時間に入ってからは更に買われて上値を目指し、NYの寄り付きにその日の高値132円まで値を上げました。その後は逆に売り物に押される展開となり、現在は131円台前半の水準で取引されています。 

2. マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を大きく下回っています(長期的に弱気)。中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が132.15円にあって、上値を押さえこんでいます。価格的には、目先の強弱を判断する線を上値として押さえこまれた形になっています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。11月上旬の131円から始まった現在のサイクルは、同じく11月上旬の136円近辺でサイクルの高値をつけて、11月下旬の126.85円でサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをしたようです。 暫くは上値を試す展開か。

ボティリティ分析: 
今週に入っても20日間のボラティリティは上昇傾向を辿っています。また60日間のボラティリティもこれに追随する形で緩やかながら上昇し始めています。 これまでの揉み合い状態から新しいトレンドを形成しつつあることを示唆していますが、ユーロ安なのかユーロ高なのかボラティリティ チャートからは判断できません。

3.今日の方針:

新しいサイクル入りをしたようですので、押し目買いです。

方針1:押し目買いの目標は、130.30円です。129円を切ってくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:目先の強弱を判断する線132.15円を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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