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９，５００円台回復
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外で小動きだったことを受けて、東京時間は前日比若干安い水準で寄り付きました（９，２８１円）。寄り付き後は揉み合いましたが、前引けにかけて売り物がちとなりその日の安値９，２３３円をつけました。午後は一転して買い優勢となり、前日の引け値を越えたところで暫く横這いましたが、引けにかけては一段と買われてその日の高値９，５７２円をつけてそのまま取引を終えました。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を大きく下回っています（長期的に弱気）。　中期の指標は弱気を支持していますが中立に向けて急速に回復しています。目先の強弱を判断する線が９，７３７円にあって上値を押さえこんでいます。　価格的には、心理的な節目である９，５００円を越えてきたことで、中期的にも底打ち感が出てきそうです。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　１１月上旬から始まったサイクルは、１１月上旬の１０，０００円手前でサイクル高値をつけて、１１月下旬の９，０００円台でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをしたようです。暫くは上値を試す時間帯か。

ボラティリティ分析：　　
先週は２０日間のボラティリティが週を通じて上昇しました。一方で、６０日間のボラティリティは２２％台で緩やかに上昇し始めました。このことは、短い期間のボラティリティが上昇することで長期のボラティリティも上昇する形でトレンド（下降トレンド）か継続することを示唆しています。

３．今日の方針

サイクルボトムをつけたようですので、９，０００円を損切りし線として押し目買い姿勢です。

方針１：押し目買いの目標は９，３５０円です。９，０００を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：９，６００円を越えてくるようであれば、追撃の買いを検討します。