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９，３００円台まで回復
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、休み中に政府が今回の円高に対する経済対策を打ち出したことを受けて、東京時間は前日比大きく買われて寄り付きました（９，１８９円）。寄り付き直後にその日の安値９，１６２円をつけた後は、一気に９，３００円台を目指して上昇し、その後は揉み合いました。午後に入っても同様の展開が続きましたが、引け前にその日の高値９，３５３円をつけてそのまま取引を終えました。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を大きく下回っています（長期的に弱気）。　中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，７３７円にあって目先的にも弱気支持です。　価格的には、前日の窓を埋める形で上昇しており、目先的に底打ち感が出ています。これが３０−４０日サイクルのボトムになるのかどうかを見極めたいと思います。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　１１月上旬から始まったサイクルは、１１月上旬の１０，０００円手前でサイクル高値をつけて、現在は１１月下旬から１２月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えていますが、昨日でボトムをつけたか。

ボラティリティ分析：　　
先週は２０日間のボラティリティが週を通じて上昇しました。一方で、６０日間のボラティリティは２２％台で緩やかに上昇し始めました。このことは、短い期間のボラティリティが上昇することで長期のボラティリティも上昇する形でトレンド（下降トレンド）か継続することを示唆しています。

３．今日の方針

一旦は買い戻しましたが、基本は戻り売りです。

方針１：９，４５０円の売りを９，２５０円で利益を確定しました。
方針２：戻り売りの目標は、９，４５０円です。９，７００円を越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：特に考えていません。