2009/11/29 11:11 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1130
先週末のドルは86円台前前半で寄り付き、東京時間では、それまでの買い持ちポジションの投げと新規の円買いで、一気に85円割れまでドルは売られました(安値84.80円)。その後は急反発し、86円台半ばまで値を戻しましたが、午後は再び売られてロンドンの寄り付きには85円台後半まで値を下げました。しかしNY時間にかけては買い優勢となり、日付の替わる頃にその日の高値87.02円をつけましたが、引けにかけては売り物に押されて96円台半ばで先週の取引を終えました。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標は雲を大きく下回っています(長期的には弱気)。中期的な指標は引き続き弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が88.56円にあって上値を抑えています。価格的には、下ヒゲの長い十字線をつけて、目先的に底打ちを示唆する形が示現しています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。 現在のサイクルは11月上旬の89円台から始まり、同じく11月上旬92円でサイクル高値をつけて、現在は11月下旬から12月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索中と考え、今、その時間に差し掛かってきています。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティが週末にかけて急上昇しています。また、60日間のボラティリティもこれを追随する形で上昇し始めています。このことは、現在の相場は新しいトレンド(ドル安)の中で値動きが加速していることを示しています。
3.今日の方針
86円を切ってきましたので、追撃の売りをしました。
方針1:85.80円で追撃の売りをしました。85.20円で利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、87.70円です。89円を越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:85円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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