2011/12/14 06:25 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、11月のビジネス コンディションは改善
昨日、民間のnab(National Australia Bank)グループが発表した豪の11月のビジネス コンディション指数は、前月対比1ポイント上昇して、プラス1でした。 また、ビジネス信頼感指数は、前月比変わらずのプラス2でした。
内訳としては、株式、雇用、設備投資においては比較的好調で、豪経済は過去の平均的な経済成長を持続することを確信している企業家が多いことを示しています。
Nabのエコノミストは
(1) 今回の調査結果では、世界経済の低迷、特に、ヨーロッパで長引く各国債務問題でヨーロッパの企業家が、将来の見通しに対して確信が持てない中、豪の企業家は、豪経済がこれまで通りの平均的な経済成長をするであろうと確信していることを示している。
(2) また、ヨーロッパの債務問題はアジアの国々にも影響を与え始めていることを十分に承知したうえで「11月にRBAが政策金利を引き下げた事が、ヨーロッパや世界的な景気の不透明感を払しょくすることに寄与している」とし、更に、RBAが12月にも更に0.25%政策金利を引き下げた事が更に企業家のマインドを下支えするであろう。
とコメントしています。
また、nabとしては、2012年の豪の経済成長は2011年の2.1%から4.5%程度まで経済成長するであろうと強気の予測をしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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