2009/11/29 11:03 | 豪ドル/円 | コメント(0)
豪ドル/円1130
先週末のAUDは79円台近辺で寄り付き、東京時間では急落して一気に77円割れまで売られました(安値76.60円)。 その後は、急速に買い戻されて78円台前半まで値を戻しましたが、午後は再び売られてロンドンの寄り付きには77円割れまで値を下げました。その後、NY時間にかけては買い優勢となり、NYの引け前にはその日の高値79円まで値を上げましたが、引けでは売られて78円台前半で取引を終えています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の下に突き抜けてきています(長期的に弱気)。 中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が82.03円にあって目先的に弱気です。価格的には10月の安値77円を下回ったところで反発しており、今後はこの水準(77円)を意識した展開が予想されます。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。現在のサイクルは11月上旬の79.50円からはじまり、11月中旬の84円台でサイクルの高値をつけ、11月下旬から12月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えており、今、その時間帯に差し掛かってきています。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが週を通じて上昇しました。 また、60日間のボラティリティもこれを追随する形で緩やかに上昇をし始めています。このことは、現在は新しいトレンド形成(豪ドル安)に中にあって、相場が加速し始めていることを示唆しています。
3.今日の方針
78円を切ってきましたので追撃の売りをしました。
方針1:77.80円で売りました。77.20円で利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、78.70円です。80円を越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:77円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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