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円高を嫌気して売られる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場で小動きだったにもかかわらず、円高が進行したことを嫌気して東京時間は前日比安い水準で寄り付きました（９，３５４円）。寄り付き直後にその日の安値９，３２４円をつけた後は、買い戻されて前日引け値水準まで値を上げました（高値９，４５７円）。　しかしそれも長く続かず、むしろ売り物に押さえこまれてしまいました。　午後は９，３５０円近辺で横這い状態となり、そのまま取引を終えています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を大きく下回っています（長期的に弱気）。　中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，８６１円にあって、目先的にも弱気支持です。価格的には安寄り後、上値を試し陽線引けをしていますが、引き続き下降トレンドの中にいます。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上図のように考えています。　１１月上旬から始まったサイクルは、１１月上旬の１０，０００円手前でサイクル高値をつけて、現在は１１月下旬から１２月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えています。

ボラティリティ分析：　　
先週のデータがなく傾向が判断し辛いのですが、今週に入って２０日間のボラティリティが低下し始めました。　一方で、６０日間のボラティリティは２２％近辺で相変わらず横這い状態となっています。今後、短い期間のボラティリティが上昇することで長期のボラティリティも上昇する形でトレンド（今回の場合では下降トレンドか）を形成しつつあるようです。

３．今日の方針

売り継続です。

方針１：９，４５０円の売り継続。　９，６００円を越えてくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：既に売っていますので、特に考えていません。