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８８円を割れて新安値更新
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日のドルは８８円台半ばで寄り付き（高値８８．６３円）、東京時間では８８円台前半まで値を下げた後、揉み合いました。ロンドン時間でも暫く同様の展開でしたが、その後は急落し、これまでの安値を一気に更新して８７円台に突入しました。ＮＹ市場の早い時間帯にその日の安値８７．３８円をつけた後は、８７円台で横這い状態となり、現在も同水準で取引されています。　　　　　　　　　　　　　　　　　

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標が雲の下限が上値を抑えています（長期的に弱気）。中期的な指標は引き続き弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９０．２５円にあって上値を抑えています。価格的には、これまでの安値を更新して、更に下値を試す展開になってきました。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　現在のサイクルは１１月上旬の８９円台から始まり、同じく１１月上旬９２円でサイクル高値をつけて、現在は１１月下旬から１２月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索中と考えています。　

ボラティリティ分析：　
先週のデータがなく過去の傾向が判断し辛いのですが、今週に入って２０日間のボラティリティは上昇傾向にあります。また、６０日間のボラティリティも若干ですが、上昇し始めています。このことは、これまでのレンジ相場から新しい局面（ドル安か）に入ろうとしていることを示唆しているように思います。

３．今日の方針

サイクルボトムに向けて戻り売り方針です。

方針１:８８．７０円の売り継続です。８８円を越えてくるようであれば手仕舞します。
方針２：利益確定の第１目標は、８７．２０円です。第２目標は、８６円台後半です。
追撃ポイント：既に売っていますので特に考えていません。