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引けにかけて０．９３ドルに乗せてくる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

昨日のAUDは０．９２ドル近辺で寄り付き（安値０．９２０１ドル）、東京時間では０．９２ドル台半ばまで買われた後、揉み合いました。ロンドン時間では更に値段を切り上げ、ＮＹの寄り付きにはその日の高値０．９３０６ドルをつけました。その後は売り物に押されて０．９２ドル台半ばまで値を下げる局面もありましたが、引けにかけては再び買い直されて、現在は０．９３ドル割れの水準で取引されています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の上にあり基本的には強気です。中期の指標は中立です。目先の強弱を判断する線が０．９１５５ドルにあって、相場を下支えしています。価格的には、足元は小さな三角保ち合いを形成していましたが、昨日の動きで上に抜けてきました（目先的に強気か）。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています（前回高値の０．９３ドル台前半を越えてこないことが前提）。これは１１月上旬の０．８９１５ドルから始まり、１１月中旬の０．９４ドル近辺でサイクル高値をつけて、現在は１１月下旬から１２月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えますが、一方で、昨日０．９３ドルまで買われて来ており、見直す必要があるかもしれません。

ボラティリティ分析：　　
先週のデータがなく傾向が判断し辛いのですが、今週に入って２０日間のボラティリティが上昇し始めました。また、６０日間のボラティリティも緩やかに上昇し始めています。このことからは、新しい局面理の可能性を示唆しています（再び、豪ドル高か）。

３．今日の方針

目先の強弱を判断する線をしっかり越えきましたので、基本的に押し目買いです。

方針１：押し目買いの目標は、０．９２３０ドルです。０．９１ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：前回高値の０．９３ドル台を大きく越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。