2009/11/25 07:05 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1125
昨日のドルは89円近辺で寄り付き、東京時間は88円台後半まで値を下げたあと暫く揉み合いましたが、午後は売られて88円台半ばまで値を下げました。ロンドン時間では同水準で横這いましたが、NY市場の早い時間帯に売られてその日の安値88.35円まで値を下げました。引けにかけては若干買い戻されて、現在は88円台半ばでの取引となっています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限が上値を抑えています(長期的に弱気)。中期的な指標は弱気に転換してきました。目先の強弱を判断する線が90.43円にあって上値を抑えています。価格的には、じり安商状で底打ち感がありません。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。 現在のサイクルは11月上旬の89円台から始まり、同じく11月上旬92円でサイクル高値をつけて、現在は11月下旬から12月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索中と考えています。
ボラティリティ分析:
20日間のボラティリティは急速に低下傾向にあります。また、60日間のボラティリティも引き続き緩やかな低下傾向にあります。このことは、現在の傾向(揉み合い状態もしくは緩やかなドル安?)が暫く継続することを示唆しています。
3.今日の方針
サイクルボトムに向けて戻り売り方針です。
方針1:売り水準を切り下げて88.70円で売りました。90円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:既に売っていますので特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。