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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/11/25 07:02  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1125


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132円近辺まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは133円台前半で寄り付き(高値133.26円)、東京時間では132円台後半まで売られた後、暫く揉み合いました。午後は急落し、ロンドンの寄り付きにその日の安値132.01円をつけました。その後は買い戻されて、NYの寄り付きには132円台後半まで値を戻しましたが後が続かず、NYの引けにかけては売り物に押されて、現在は132円台半ばでの取引となっています。     

2. マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は、引き続き薄くなった雲を挟んだ動きになっています(長期的な方向が定まりません)。中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が134.75円にあって、上値を抑えています(目先的に弱気)。価格的には、やや大きい三角保ち合いの中で推移しており、次の展開待ちの状態です。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。11月上旬の131円から始まった現在のサイクルは、同じく11月上旬の136円近辺でサイクルの高値をつけて、10月下旬から11月上旬にかけてのサイクルボトムに向けて下値模索中と考えます。

ボティリティ分析: 
20日間のボラティリティは次第に低下傾向にあり、これまでの乱高下から落ち着いてきました。 一方で60日間のボラティリティは緩やかに上昇傾向にありますこれは、過去の低いボラティリティが脱落し、足元の高いボラティリティが加算されていることを意味し、引き続きある程度値幅のある相場が続くことを意味しています。

3.今日の方針:

サイクルボトムに向けて戻り売り方針です。

方針1:戻り売りの目標は133.80円です。135円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:132円をしっかり切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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