2009/11/25 06:53 | 豪ドル/ドル | コメント(0)
豪ドル/米ドル1125
昨日のAUDは0.92ドル台半ばで寄り付き(高値0.9257ドル)、東京時間では0.92ドル近辺まで売られた後、暫く揉み合いました。午後は売られて下値を試し、ロンドンの寄り付きにその日の安値0.9132ドルをつけました。その後は買い戻されて、NY市場の早い時間帯には0.92ドル台前半まで値を上げる局面もありましたが、引けにかけては再び売り物に押されて、現在は0.91台後半で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上にあり基本的には強気です。中期の指標は中立です。また目先の強弱を判断する線が0.9155ドルにあって、昨日は、この水準を挟んだ動きとなっています(目先的に方向が定まりません)。価格的には、足元は小さな三角保ち合いを形成しており、次の展開待ちの状態です。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。これは11月上旬の0.8915ドルから始まり、11月中旬の0.94ドル近辺でサイクル高値をつけて、現在は11月下旬から12月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えます。
ボラティリティ分析:
20日間のボラティリティが急速に低下し、60日間のボラティリティの15%台とほぼ変わらない水準で横這っています。このことは、これまで足元的に高かったボラティリティが低下し、豪ドルトレンドが終了して揉み合い状態(もしくは緩やかな豪ドル安トレンド)が形成されつつあることを示唆しています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を維持出来ないようであれば、基本姿勢は戻り売りです。
方針1:中立です。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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