2010/12/07 05:30 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、11月の広告件数7カ月連続で増加
昨日、民間のANZ banking groupが行った11月の新聞及びインターネットの求人広告件数は、季節調整後で10月対比2.9%増加し、週平均で184,580件となり、前年同月比では33.2%の増加となっています。 この数字から今週発表される11月の失業率は5%程度になると市場関係者は予想しています。
内訳的にはインターネットの求人広告件数は10月対比3%増加し、前年同月対比では35.6%の増加となっています。 また、新聞による求人広告件数は10月対比0.9%増加しました(前年同月対比0.9%)。
先週のGDPの数字では2年振りに低い景気拡大にとどまり、10月の小売売上高は大きく下がったにもかかわらず、引き続き企業家は雇用を確保する事に旺盛なようです。
ANZのオーストラリア担当ヘッド エコノミストIvan Colhoun氏は「最近、話題に富んだ景気指標(anecdotal reports)が出ているが、今後の労働市場における雇用需要は次第に緩やかなものになると考えるのが妥当のようである」 とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。