昨日の日経平均は、海外市場で小動きだったことを受けて東京時間は前日比変わらない水準で寄り付きました（９，５１１円）。寄り付き後は売り物に押されて、じりじりと下値を試す展開となりました。午後に入っても断続的に売り物が入る地合いの悪い状態となり、引け前にはその日の安値９．３９７円をつけてそのまま取引を終えました。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を下回っています（長期的に弱気）。　中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，８９７円にあって、上値を押さえ込んでいます（目先的に弱気）。価格的には緩やかな下降チャンネルの中で引き続き推移しています。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上図のように考えています。　１１月上旬から始まったサイクルは、１１月上旬の１００，０００円手前でサイクル高値をつけて、現在は１１月下旬から１２月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えています。

ボラティリティ分析：
２０日間のボラティリティはここに来て低下傾向にあります。　一方で、６０日間のボラティリティは２２％近辺で横這い状態となっています。このことは、これまでの揉み合い、もしくは緩やかなトレンド（今回は下降トレンド）が継続することを意味しています。

３．今日の方針

基本的には、戻り売りです。

方針１：安値を更新してきましたので、９，４５０円で売りました。
方針２：中立です。
追撃ポイント：既に売っていますので、特に考えていません。