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引けにかけて８９円台に乗せてくる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

週末のドルは８８円台後半で寄り付き、東京時間は暫く揉み合いましたが、午後からは売られて下値を試し、ロンドンの寄り付きにその日の安値８８．６８円をつけました。　その後、ＮＹ時間にかけては買い戻されて、日付の替わる頃にその日の高値８９．１３円まで値を上げえました。引けにかけては売り物に押されて８８円台後半で取引を終えました。　昨日は、アジア時間では８８円台後半で揉み合いましたが、ロンドンの寄り付きにその日の安値８８．５７円まで値を下げました。その後は、再び８８円台後半で揉み合いましたが、日付の替わる頃からＮＹの引けにかけて買われて、現在は８９円台に乗せてきています。

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標が雲の下限が上値を抑えています（長期的に弱気）。中期的な指標は弱気に転換してきました。目先の強弱を判断する線が９０．４７円にあって上値を抑えています。価格的には、じり安商状で底打ち感がありません。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　現在のサイクルは１１月上旬の８９円台から始まり、同じく１１月上旬９２円でサイクル高値をつけて、現在は１１月下旬から１２月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索中と考えています。　

ボラティリティ分析：　
２０日間のボラティリティは急速に低下傾向にあります。また、６０日間のボラティリティも引き続き緩やかな低下傾向にあります。このことは、現在の傾向（揉み合い状態もしくは緩やかなドル安？）が暫く継続することを示唆しています。

３．今日の方針

サイクルボトムに向けて戻り売り方針です。

方針１:戻り売りの目標は８９．８０円です。９１円を越えてくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：前回安値の８８円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。