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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/11/24 06:22  | 豪ドル/ドル |  コメント(0)

豪ドル/米ドル1124


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0.92ドル台後半まで買われる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

週末のAUDは0.91ドル台半ばで寄り付き、東京時間では買われて上値を試し、その日の高値0.9212ドルをつけました。午後は同水準で揉み合いましたが、ロンドン時間では売られて下値を試し、NYの寄り付きにその日の安値0.9062ドルまで値を下げました。NYの引けにかけては0.91ドル台半ばまで緩やかに買い戻されてそのまま取引を終えました。 昨日は、0.91ドル台前半で寄り付き、アジア時間では0.91ドル台後半まで買われた後、揉み合いました。ロンドン時間からNY時間にかけて更に上値を試し、日付の替わる頃にその日の高値0.9276ドルをつけ、現在は0.92ドル台半ばで取引されています。

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の上にあり基本的には強気です。中期の指標は強気から弱気に転換してきました。また目先の強弱を判断する線が0.9155ドルにあって、週末は一時的にこの水準を下回りましたが、昨日は再びこれを越えてきています(目先的に強気)。価格的には昨日の値動きで目先的に底打ち感が出るかどうかに注目したいと思います。

サイクル分析:     
30−40日サイクルは上図のように考えています。これは11月上旬の0.8915ドルから始まり、11月中旬の0.94ドル近辺でサイクル高値をつけて、現在は11月下旬から12月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えます。

ボラティリティ分析:  
20日間のボラティリティが急速に低下し、60日間のボラティリティの15%台とほぼ変わらない水準で横這っています。このことは、これまで足元的に高かったボラティリティが低下し、豪ドルトレンドが終了して揉み合い状態(もしくは緩やかな豪ドル安トレンド)が形成されつつあることを示唆しています。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線を維持できるかどうかに注目したいと思います。

方針1:中立です。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

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