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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/11/24 06:18  | 日経平均 |  コメント(0)

日経平均1124


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目先の安値更新をするも、引けにかけて買い戻される
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

週末の日経平均は、海外市場で売られたことを受けて東京時間は前日比安い水準で寄り付きました(9,460円)。寄り付き直後は押し目買いと買い戻しでその日の高値9,513円をつけましたが、9,500円台は上値として重く、その後は売り物に押され、逆にその日の安値9,423円まで値を下げました。午後は揉み合いましたが、引けにかけては値段を切り上げて9,500円手前まで買われて取引を終えました。

2.チャート分析

テクニカル分析: 
長期の指標が雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。 中期の指標は弱気と中立の境目に位置しています。目先の強弱を判断する線が9,910円にあって、上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には緩やかな下降チャンネルの中で推移しています。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 11月上旬から始まったサイクルは、11月上旬の100,000円手前でサイクル高値をつけて、現在は11月下旬から12月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索中と考えています。

ボラティリティ分析:  
20日間のボラティリティはここに来て低下傾向にあります。 一方で、60日間のボラティリティは22%近辺で横這い状態となっています。このことは、これまでの揉み合い、もしくは緩やかなトレンド(今回は下降トレンド)が継続することを意味しています。

3.今日の方針

基本的には、戻り売りです。

方針1:戻り売りの目標は、9,600円です。 9,900円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:安値を更新してくるようであれば追撃の売りを検討します。

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