2009/11/13 06:32 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1113
昨日の日経平均は、海外市場が小動きだったことを受けて、東京時間は前日比若干高い水準で寄り付きました(9,921円)。寄り付き直後にその日の高値9,943円をつけた後は暫く揉み合いましたが、午前中の取引終了にかけて次第に売り優勢となりました。午後に前日引け値を割り込むと、更に売り物がかさみ、取引終了前にその日の安値9,788円をつけ、そのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。 中期の指標は弱気と中立の境目に位置しています。目先の強弱を判断する線が10,013円にあって、上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には売りが優勢になってきています。下値模索か。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上のサイクルのように考えています。10月の下旬の10,400円近辺で高値をつけ、11月上旬の9,700円割れでサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをしたのではないかと考えています(前回安値の9,700円を維持することが前提です)。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは急速に17%近辺まで低下し始めています。一方で、60日間のボラティリティは22%近辺で引き続き横這い状態となっています。このことは、これまで上昇トレンドを形成しかけて、ここに来て失速している事を意味しています。今後、新しいトレンドが出てくるようであれば再びボラティリティは上昇すると思われますが、今のところその兆しは見当たりません。
3.今日の方針
次第に売り優勢となってきています。戻り売りを検討します。
方針1:戻り売りの目標は、9,900円です。10,100円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:9,700円を切ってくるようであれば、追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。