2009/11/11 06:57 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1111
90円が上値として次第に重く
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デイリー チャート
昨日のドルは89円台後半で寄り付き、東京時間は暫く揉み合いました。午後は売られて下値を試し、ロンドンの寄り付きにその日の安値89.67円をつけました。しかしその後は買われて逆に上値を試し、NYの寄り付きではその日の高値90.17円まで値を上げましたが後続の買いが続かず、日付の替わる頃には再び89円台後半まで押し戻されて、現在も同水準で取引されています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限を挟んだ取引となっています(弱気と中立の境目)。中期的な指標は中立と強気の境目に位置しています。目先の強弱を判断する線が90.15円にあって、昨日はこの水準で上値を押さえ込まれました。価格的には90円が次第に上値として重くなってきています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図の赤のように考えています(前回の安値89円を下回らないことが前提です)。この考えは10月下旬の92円台前半で高値をつけて、11月上旬の89円台でサイクルボトムをつけて新しいサイクル入りをしたとの見方で、暫くは上値を試す時間帯となりそうです。一方で、上図の青の線はまだボトムをつけていないとの考えです。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティは週を通じて横這いから上昇気味に推移し、一方で60日間のボラティリティは週末にかけて10%近辺まで低下してきました。その後横這いながらも、このことは、過去のボラティリティが剥落してくる一方で目先のボラティリティが上昇し始めていることを意味し、膠着感のある相場が、どちらかに放れる可能性を示唆しています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を下回ってきており、戻り売りが優勢になってきています。
方針1:目先の強弱を判断する線から離れた方につきます。
方針2:中立です。
追撃ポイント:前回安値の89円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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