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１．５０ドルは上値として重い展開
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

昨日のEUＲは１．４９ドル台後半で寄り付き、東京時間では揉み合いました。ロンドンで時間では買われて上値を試し、NYの寄り付きにその日の高値１．５０２２ドルをつけました。しかしその後は逆に売り物に押され、日付の替わる頃にその日の安値１．４９３７ドルまで値を下げました。引けにかけては１．４９ドル台半ばで横這い状態となり、現在も同水準で取引されています。　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の上に位置しています（長期的には強気）。中期の指標は強気に転換しています。目先の強弱を判断する線は１．４８４２ドルにあって、相場を下支えしています。価格的には１．５０ドルは心理的に上値が重い状態が続いています。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図の線ように考えています（前回安値の１．４６ドル台を下回らないことが前提）。これは１０月下旬の１．５０ドル台でサイクル高値をつけ、１１月上旬の１．４６２５ドルでサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをしたのではないかとの見方で、暫くは上値を試す時間帯のようです。

ボラティリティ分析：　
先週は２０日間のボラティリティは９％台後半で横這い、一方で６０日間のボラティリティは、週初は２０日間のボラティリティを同水準でしたが、週末にかけて低下傾向をたどりました。このことは、過去の大きな値幅が剥落する一方で、短いボラティリティは同じ水準で取引されており、足元のトレンド（もしくは揉み合い状態）が、今後も継続することを示唆しています。

３．今日の方針

基本姿勢は押し目買いです。

方針１：押し目買いの目標は１．４９２０ドルです。１．４８ドルを切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。