プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/11/08 08:43  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1109


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135円近辺から133円台前半まで、再び売り込まれる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

先週末のユーロは134円台後半で寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました(高値135円)。午後は売られてロンドンの取引では134円台半ばまで値を下げましたが、ロンドン時間では134円台後半で揉み合いました。しかしNY市場の早い時間帯から日付の替わる頃にかけて急落し、引けにかけては更に下値を模索し、引け前にその日の安値133.20円をつけた後、133円台半ばで取引を終えました。              

2. マーケット分析

テクニカル分析:      
長期の指標は薄くなった雲を上下に乱高下しています(長期的な見通しが定まりません)。中期の指標は強気に転換しています。目先の強弱を判断する線が133.76円にあって、昨日はこの水準を下回ってきました(目先的に弱気)。価格的には目先の強弱を判断する線を挟んで乱高下する状態が続いており不安定で方向感が定まりません。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図の線ように考えています(前回の安値132円を下回らないことが前提です)。これは10月下旬の138円台で高値を形成した後、11月上旬の131円でサイクルボトムをつけ、現在は新しいサイクル入りをしたのではないかとの見方です。この考えに従えば、暫くは上値を試す時間帯となりそうです。

ボティリティ分析: 
先週は20日間のボラティリティが17%台まで上昇した後横這いました。一方で、60日間のボラティリティは13%近辺で推移しました。 このことは、足元的にボラティリティが非常に高い状態が継続していることを意味しており、トレンドがはっきりしない状態です(トレンドが出てくるようであれば20日間のボラティリティは低下してくると思われます)。

3.今日の方針:

目先の強弱を判断する線を下回ってきており、押し目買いのポジションは早めに手仕舞します。

方針1:134.20円で買いました。133円を切ってくるようであれば損切りします。
方針2:134円近辺では一旦は手仕舞か。 利益確定の目標は134.70です。
追撃ポイント:特に考えていません。

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