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０．９１ドルを挟んで乱高下
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

先週末のAUDは０．９１ドル前半で寄り付き、東京時間は同水準で揉み合いました。ロンドン時間は買われて上値を試し０．９１ドル後半まで値を上げましたが、その後は逆に売られてNY市場の早い時間帯にその日の安値０．９１０６ドルをつけました。しかし日付の替わる頃にかけては急騰し、その日の高値０．９１８２ドルまで値を上げました。　引けにかけては０．９１ドル台半ばまで値を下げる局面もありましたが、再び買い戻されて高値圏で取引を終えています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　
長期の指標は雲の上にあり基本的には強気です。中期の指標は強気を支持していますが失速しています。また目先の強弱を判断する線が０．８９４７ドルにあって、相場を下支えしています。価格的には昨日は０．９１ドル台で乱高下を演じましたが、最終的には買い優勢で終えています。

サイクル分析：　　　　　
３０−４０日サイクルは上図の線のように考えています（前回の安値０．８９ドルを下回らないことが前提）。これは１０月下旬の０．９３ドル台でサイクル高値を形成し、１１月上旬の０．８９１５ドルでサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをしているのではないかとの見方で、暫くは上値を試す時間帯のようです。

ボラティリティ分析：　　
先週は、２０日間のボラティリティが６０日間のボラティリティを大きく上回って１８％台まで上昇しましたが、週末にかめてやや失速しています。一方で６０日間のボラティリティは、週を通じて１５％近辺で推移しました。このことは、これまでのトレンドがやや失速しながらも、引き続きトレンドが継続していることを意味しています。

３．今日の方針
目先の強弱を判断する線を越えてきたこと、そしてサイクルボトムをつけたようですので押し目買いです。

方針１：０．９０３０ドルで買いました　０．９１ドルで利益を確定しました。
方針２：押し目買いの目標は０．９１３０ドルです。０．９０ドルを切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：特に考えていません。