2009/11/06 06:45 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1106
一時、90円を割るも買い戻される
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デイリー チャート
昨日のドルは、90円台後半で寄り付き(高値90.89円)、東京時間では売られて下値を試しました。ロンドン市場開始直後にその日の安値89.99円をつけましたが、その後はNY時間にかけて買い戻される展開となりました。日付の替わる頃に90円台半ばまで値を戻した後は、引けにかけて横這い状態となり、現在も同水準で取引されています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限を挟んだ取引となっています(弱気と中立の境目)。中期的な指標は中立を支持しています。目先の強弱を判断する線が90.15円にあって、相場はこの水準を一時的に割り込みましたが、引けでは下支えされています。価格的には下値固めをしているように見えますが、一方で上値も重い状態です。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図の赤のように考えています。この考えは10月下旬の92円台前半で高値をつけて、11月上旬の88円台でサイクルボトムをつけて新しいサイクル入りをしたとの見方で、暫くは上値を試す時間帯となりそうです。一方で、上図の青の線はまだボトムをつけていないとの考えです(その確率は低いと現時点では考えています)。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは60日間のボラティリティを上回り、その後横這いながらも、じり高傾向にあります。このことは、足元的に乱高下をすることでボラティリティが上昇し、その後トレンドが出ようとしています(目先的にドル高のトレンドが出るか)。
3.今日の方針
前回の安値を損切り線として押し目買い姿勢です。
方針1:90.30円で買いました。89円を下回るようであれば損切りします。
方針2:利益確定の第1目標は、90.80円です。第2目標は91円台前半です。
追撃ポイント:89円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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