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引けにかけて　じり高の展開
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場で小動きだったことを受けて、東京時間は、前日比小安い水準で寄り付きました（９，７８５円）。寄り付き直後にその日の安値９，７６７円をつけた後は、前日引け値の水準まで買い戻されて午前中は同水準で揉み合いました。しかし午後からは買い優勢となり、引けにかけて上値を試し、取引終了間際にその日の高値９，８４５円をつけて取引を終えました。　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を下回っています（長期的に弱気）。　中期の指標は弱気に転換したままです。目先の強弱を判断する線が１０，０１３円にあって、上値を押さえこんでいます（目先的に弱気）。価格的には下値を試した後、切り返していますが、大きな見方を変えるまでに至っていません。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上のサイクルのように考えています。１０月の上旬から新しいサイクルは、１０月の下旬の１０,４００円近辺で高値をつけて、現在はサイクルのボトムを模索中のようです。時間的にはそろそろサイクルボトムをつける時間帯になってきました。

ボラティリティ分析：　　
先週は２０日間のボラティリティが６０日間のボラティリティの水準を下回った後、ボラティリティは共に、同じ水準で平行線状態になりました。このことの意味するところは、これまでのトレンド（もしくは揉み合いが）今後も続くことを意味し、足元的には更にボラティリティが低下して膠着感が出ていることを意味しています。

３．今日の方針

基本的には戻り売りの姿勢ですが、サイクルボトムをつける時間帯にきていますので、この点に気をつけたいと思います。

方針１：９，８００円の売り継続。　１０，０００円を越えてくるようであれば損切りします。
方針２：利益確定の目標は、９,６００円台です。
追撃ポイント：特に考えていません