2009/11/04 06:49 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円、1104
休み前は89円台まで値を下げるも、その後は90円を挟んだ動き
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デイリー チャート
休み前のドルは、東京時間ではいきなり89円台後半で寄り付き、一気にその日の安値89.20円をつけました。その後は、逆に買い戻されて逆に高値を試す展開でした(高値90.69円)。 昨日のドルは、90円台前半で寄り付き、アジア時間では売られて下値を試しました。ロンドンの寄り付きにその日の安値89.87円をつけた後はNY時間にかけて買われ、日付の替わる頃にその日の高値90.57円をつけ、現在は若干売られて90円台前半で取引されています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標が雲の下限を挟んだ取引となっています(弱気と中立の境目)。中期的な指標は中立を支持しています。目先の強弱を判断する線が90.15円にあって、相場はこの水準を挟んで揉み合っています(目先の強弱の判断がつきません)。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上の図のように考えています。10月上旬の88円で新しいサイクル入りをし、10月下旬の92円台前半で高値をつけて、11月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索中と考えられます。今週は、この点に注目したいと思います。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが一時的に60日間のボラティリティを下回る局面もありましたが、週末にかけては再びこれを越えてきました。このことは、足元的にボラティリティが上昇してトレンドが出ようとしていることを意味しています(あるいは同じ水準で乱高下している可能性もあります)。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を挟んだ動きとなっており、身動きできません。
方針1:中立です。
方針2:一方で90円をしっかり維持して下支えされるようであれば、サイクルボトムをつけた可能性が出てきますので押し目買い姿勢です。
追撃ポイント:90円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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