2009/11/04 06:43 | 豪ドル/円 | コメント(0)
豪ドル/円1104
休み前に79円台まで売られた後、81円を挟んで神経質な展開
=======================================
デイリー チャート
休み前のAUDは80円台後半で寄り付き、東京時間ではいきなり売られて79.50円をつけました。その後は大きく買い戻されて82円台後半まで値を上げる荒れた一日でした。昨日のAUDは、81円台前半で寄り付き、アジア時間からロンドン時間にかけては売られて下値を試しました。NYの寄り付きにその日の安値80.22円をつけた後はNYの引けにかけて買い戻され、現在は81円台前半で取引されています。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上に位置しています(長期的に強気)。 中期の指標も強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が80.79円にあって、昨日はこの水準を挟んだ動きとなっています。価格的には、心理的な節目である80円割れたのち大きく買い戻されてことで、目先的に底打ち感が出てくるかどうかに注目したいと思います。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。10月上旬の77円から新しいサイクル入りをし、10月下旬の85円台でサイクル高値を形成し、11月上旬にかけてサイクルボトムを模索中と考えら、今週はこの点に注目したいと思います。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが60日間のボラティリティを一時的に下回る局面もありましたが、週末にかけてはこれを大きく越えてきました。このことは、これまでのトレンド(豪ドルの上昇相場)から、新しいトレンド(豪ドルの下げ相場)が出始め、しかも大きな値幅を伴って乱高下しながら下落していることを意味しています。
2.今日の方針
心理的な節目である80円で下支えされるかどうかに注目したいと思います。サイクルボトムをつける時間帯ですので押し目買いが優勢か。
方針1:押し目買いの目標は、81.20円です。80円を下回ってくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:80円をきってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。