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　終日、１０，０００円割れの取引
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

休み前の日経平均は、海外市場で大きく売られたことを受けて、東京時間は、いきなり１０，０００円を割れて寄り付きました（９，９０３円）。　午前中は売られて下値を試し、その日の安値９，７３６円まで値を下げました。その後は水準感からの押し目買いと売りから入った向きの買い戻しに支えられて、９，８００円台を回復した後は、目立った動きもなく同水準で揉み合って取引を終えました。　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の下限を下回ってきました（長期的に弱気）。　中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が１０，０１３円にあって、一昨日はこの水準を下回ってきました
目先的に弱気です）。価格的には前日に心理的な節目である１０，０００円を挟んで神経質な動きとなっていますが、売り圧力の強い展開です。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは、上のサイクルのように考えています。１０月の上旬から新しいサイクルは、１０月の下旬の１０,４００円近辺で高値をつけて、現在はサイクルのボトムを模索中のようです。時間的にはそろそろサイクルボトムをつける時間帯になってきました。

ボラティリティ分析：　　
先週は２０日間のボラティリティが６０日間のボラティリティの水準を下回った後、ボラティリティは共に、同じ水準で平行線状態になりました。このことの意味するところは、これまでのトレンド（もしくは揉み合いが）今後も続くことを意味し、足元的には更にボラティリティが低下して膠着感が出ていることを意味しています。

３．今日の方針

目先の強弱を判断する線を下回ってきたこと、また、心理的な節目である１０，０００円も下回ったことから、戻り売りです。ただし、サイクルボトムの時間帯になっており、早めの手じまいに心がけます。

方針１：９，８００円で売りました。　１０，１００円を越えてくるようであれば損切りします。
方針２：利益確定の目標は、９,６００円台です。
追撃ポイント：特に考えていません