2009/11/01 09:16 | ユーロ/円 | コメント(0)
ユーロ/円1102
135円台後半から132円台前半まで急落
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デイリー チャート
先週末のユーロは135円半ばで寄り付き、東京時間では暫く揉み合いました(高値135.75円)。午後からロンドン時間にかけては売り物に押されて135円近辺まで値を下げ、その後は再び横這いました。しかし日付の替わる頃から引けにかけて大きく売られ、引け前にその日の安値132.30円まで値を下げ、引けでは若干買い戻されて132円台半ばで取引を終えました。
2. マーケット分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上に一時的に出ていましたが再び中に押し戻されています(長期的に中立です。中期の指標は中立を支持しています。目先の強弱を判断する線が133.76円にあって先週末は、この水準を再び大きく下回ってきました(目先的に弱気)。価格的には135円台と132円の間を乱高下しており、強気と弱気の相場観が激しくぶつかり合っています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは10月上旬の128円台で新しいサイクル入りをし、10月下旬の138円台で高値を形成した後、11月上旬のサイクルボトムに向けて下値模索をしていると考えられ、そろそろボトムをつける時間帯です。
ボティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが一時的に60日間のボラティリティを下回る局面もありましたが、週末にかけてこれを大きく越えてきました。これは、それまでとは違った動きであり、大きな値幅を伴ってトレンド出てきている可能性があります(もしくは、同じ水準で大きく乱高下する可能性です)。
今日の方針:
現時点では、乱高下をしながらもサイクルボトムをつけに行くと考えています。値段的には132円で下支えされるか、もしくは心理的な節目である130円で下支えされるかに注目したいと思います。
方針1:目先の強弱を判断する線を挟んで相場が乱高下しており、どちらにも動きがとれません。
方針2:中立です。
追撃ポイント:130円を割ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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