2009/11/01 09:10 | ユーロ/ドル | コメント(0)
ユーロ/米ドル1102
1.48ドル台半ばから1.47ドル近辺まで売られる
=======================================
デイリー チャート
先週末のEURは1.48ドル台前半で寄り付き、東京時間では買われて上値を試しました。昼過ぎにその日の高値1.4858ドルをつけた後は、1.48ドル割れまで売られる局面もありましたが、ロンドン時間で再び上値を試しました(ダブルトップ)。しかしNY時間に入ってからは終日売られる展開となり、NYの引け前にはその日の安値1.4703ドルをつけてそのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標は雲の上にあり強気を維持しています。中期の指標は中立です。 目先の強弱を判断する線は1.4771ドルにあって、週末は再びこの線を下回ってきました(目先的に弱気)。価格的には1.47ドル近辺で一旦は反発したものの上値も重く、再び下値を試す展開か。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。10月上旬の1.45ドルから新しいサイクル入りをし、10月下旬の1.50ドル台でサイクル高値をつけ、11月上旬のサイクルボトムに向けて下値を模索する時間帯に入っているようで、今週はこの点に注目したいと思います。
ボラティリティ分析:
先週は、20日間のボラティリティが60日間のボラティリティを大きく下回る局面もありましたが週末にかけてはボラティリティが回復して、再び60日間のボラティリティの水準まで戻ってきています。 このことは、これまでトレンドを形成した相場が失速して調整局面入りをしていましたが、ここにきて乱高下を繰り返すことでボラティリティが上昇していることを意味しています(トレンドの形成とは関係がないようです)。今後、これがトレンドにつながるかどうかに注目したいと思います。
3.今日の方針
再び、目先の強弱を判断する線を下回ってきましたので、戻り売り姿勢です。
方針1:1.4780ドルで売っていたポジションを1.4730ドルで利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、1.3780ドルです。1.49ドルを越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:1.47ドルを切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。