2009/11/01 09:03 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均1102
10,000円台回復
=======================================
デイリー チャート
先週末の日経平均は、海外市場で大きく買われたことを受けて、東京時間は前日に比べて窓を開けて10,000を回復して寄り付きました(10,006円)。 午前中は揉み合いましたが、午後の取引では買われて上値を試しその日の高値10,049円をつけました。しかし後続の買いが続かず、引けにかけては伸び悩んでそのまま取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の下限から雲の中に押し戻されています(中立です)。 中期の指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が10,025円にあって週末はこれを辛うじて回復して取引をおえています(目先的に強気)。価格的には前日に心理的な節目である10,000円を挟んで神経質な動きで、不安定な展開となっています。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上のサイクルのように考えています。10月の上旬から新しいサイクルは、10月の下旬の10,400円近辺で高値をつけて、現在はサイクルのボトムを模索中のようです。時間的にはそろそろサイクルボトムをつける時間帯になってきました。
ボラティリティ分析:
先週は20日間のボラティリティが60日間のボラティリティの水準を下回った後、ボラティリティは共に、同じ水準で平行線状態になりました。このことの意味するところは、これまでのトレンド(もしくは揉み合いが)今後も続くことを意味し、足元的には更にボラティリティが低下して膠着感が出ていることを意味しています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線を挟んだ動きになっていること、また、心理的な節目である10,000円を挟んだ動きになっていることから、この水準の放れた方に就きたいと思います。
方針1:10,200円を越えてくるようであれば押し目買い、9,800円を切ってくるようであれば戻り売りの姿勢です。
方針2:サイクルボトムの時間帯になっており、売りから入るときは早めに手仕舞します。
追撃ポイント:流れの出た方に追随したいと思います。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。